Instagramは利用者数の増加に伴い、企業のプロモーションにも活用されるようになっている。その中で、企業が独自で運営するInstagramアカウントが、消費者の購買意欲やブランドイメージにおいて、どのような影響を及ぼしているのか、サイバーバズが女性ユーザーの意識調査を行った。
Instagramは利用者数の増加に伴い、企業のプロモーションにも活用されるようになっている。その中で、企業が独自で運営するInstagramアカウントが、消費者の購買意欲やブランドイメージにおいて、どのような影響を及ぼしているのか、サイバーバズが女性ユーザーの意識調査を行った。
「Instagram で企業アカウントをフォローしていますか?」という問いに対して「フォローしている」と回答したのは、20代で92%、30代で89%、40代で82%と、高い割合でフォローしている結果となった。また「企業アカウントをいくつフォローしていますか」の問いに対しては、20代では20アカウント以上をフォローしている人が半数を占めており、積極的にInstagramの企業アカウントをフォローしていることがわかる。
「Instagramでフォローしている企業・ブランドのアカウントの種類について当てはまるものを教えてください。」という問いに対して、20代~40代の女性がフォローしているジャンルは第1位が「コスメ」、第2位が「ファッション」という結果になった。次いで「食品」「飲料」「お菓子」など”食”に関するジャンルをフォローしている。視覚的なイメージ訴求がしやすいジャンルにおいての人気がうかがえる。また「コスメ」「ファッション」は20代~30代のフォロワーが多いが、「食品」「飲料」や「日用品」に関しては40代のフォロワーが多く、年代によってフォローしているジャンルに違いがあることがわかった。
「Instagramの企業アカウントをフォローしたきっかけを教えてください。」という問いに対して、20代~30代女性はInstagramの検索窓からの検索により見つけフォローする人が半数以上だが、店頭告知やフォローキャンペーンがきっかけとなりフォローするケースも全体の約40%という結果になった。現場でのイベント実施やプレゼントキャンペーンなども、フォロワー数の獲得に有効だと考えられるだろう。また、フォローしている人の「@(メンション)」から企業アカウントにたどり着きフォローに至るケースも見られ、TwitterやFacebookと大きくことなった、Instagramならではの結果がみえてくる。
この調査で、Instagramの企業アカウントは、ユーザーの商品購入時の意思決定に大きく影響していることや、情報との接触機会が増えることにより、親近感を感じたり、好感度が高まる傾向にあることがわかった。このことから、企業アカウントを戦略的に運用することで、ユーザーとのコミュニケーションにおいてより効果的にプロモーションに活用することができ、ブランド価値の向上や購買促進に繋げていくことが出来るといっていいだろう。(編集担当:久保田雄城)