さきの衆院議員選挙に無所属で臨み、当選を果たした野田佳彦元総理は「希望がかない財務金融委員会に入ることができた」とし「原点に立ち返って、日本の財政について麻生太郎財務大臣と、金融政策のあるべき姿については黒田東彦(はるひこ)日銀総裁と丁々発止の議論をしたい」とブログに書いた。
また会期が12月9日までになったので「今国会中にも質問するチャンスがあるかもしれない」とし「麻生大臣には、財政健全化目標を先送りした責任について、黒田日銀総裁には日本銀行の国債の大量購入による財政ファイナンスの副作用について、しっかり質したい」と疑問や問題点を浮き彫りにする質問をしていく姿勢を明確に示した。
野田元総理は「財政・金融の破綻という目の前に立ちはだかっているとてつもない脅威から、何としてもこの国を守るために働く決意です」とも書いている。
一方、無所属の会を結成し、衆議院議員が13人と共産党・維新の会上回っているとし、「このチームを軸に、自公政権を倒すための野党連携を図っていく決意」とも述べている。(編集担当:森高龍二)