政権交代を目指すなどとして民進党議員が総選挙には候補を立てず、希望の党から全員立候補するような奇策を説明し、一方でリベラル派を排除、しかも、全員希望の党からと言っていた前原誠司民進党代表が、分裂は想定内などと、本筋の「政権交代構想」をぶち壊しにした。
その際、リベラル派として排除すると事前に噂されていた対象議員だった13人が今回選挙でどうなったかを調べた。希望の党というより、安倍晋三総理にとっても手ごわい論客らで、議席を失ってほしかったのは安倍自民党だったのかもしれない。
とはいえ、有権者は13人中、12人を小選挙区から国会に送り込んだ。残る1人も比例復活で国会に送られた。以下はその論客ら。
野田佳彦氏(千葉4区当選)菅直人(東京18区当選)辻元清美(大阪10区当選)、赤松広隆(愛知5区当選)近藤昭一(愛知3区当選)長妻昭(東京7区当選)枝野幸男(埼玉5区当選)岡田克也(三重3区当選)阿部知子(神奈川12区当選)安住淳(宮城5区当選)海江田万里(東京1区当選)篠原孝(長野1区当選)。手塚仁雄(東京5区当選=比例)以上。(編集担当:森高龍二)