民進党の大塚耕平代表は21日の参院本会議での代表質問で、安倍晋三総理の森友学園問題や加計学園獣医学部を巡る疑惑への対応など、さきのPKO日報問題も含め、情報公開や説明責任に対する姿勢と安倍総理が「謙虚に」と度々強調する姿勢に大きな乖離があるとし「総理が『謙虚』を度々強調する姿は笑止千万と言わざるを得ない」と指摘した。
大塚代表は「現在の政府の体質には重大な問題がある」と指摘し「情報公開や説明責任に対する後ろ向きの姿勢、民主主義を破壊するかの如くの姿勢は、目に余るものがある」とも語った。
そのうえで「民主主義を重んじる勢力と、民主主義を軽視する勢力との対立こそ、現在の日本の重要な対立軸」とも表現し「次の総選挙においては、民主主義を重んじる勢力を結集し、国民の皆さんと国会に対し、十分な情報公開を行い、十二分な説明責任を果たし、拙速な議論や傍若無人な国会運営をすることのない、より民主主義的な政権を打ち立てるために全力を尽くす」と安倍政権が民主主義を重んじない、十分な情報公開をしない、説明責任を国民に果たさない、傍若無人な国会運営をすると強く批判した。(編集担当:森高龍二)