ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、ダイナミック・ラグジュアリー・サルーン「XF」の2018年モデルを、2017年11月末から、ジャガー・ランドローバー・ジャパン正規販売ディーラーネットワークにおいて、受注を開始すると発表した。
「XF」2018年モデルは、軽量設計とスムーズで高効率のパフォーマンスを生み出す、3種類(最高出力200ps、250ps、300ps)のINGENIUMガソリン・エンジンを新たに導入する。
また、最高出力180ps、最大トルク430Nmを誇るINGENIUMディーゼル・エンジンを搭載した「PURE」と「PRESTIGE」のふたつのグレードには、インテリジェント・ドライブライン・ダイナミクス(IDD)を備えた全輪駆動(AWD)モデルが加わり、しっかりしたハンドリング性能や俊敏性、天候に左右されない安定した走りを提供する。
2018年モデルは、コネクティビティ機能も強化しており、インフォテインメント・システム「InControl Touch Pro」に、オプションで通信機能を新たに導入し、スマートフォンのアプリを介して、車両から離れた場所でドアのロックや解除、エアコンの操作、走行履歴や車両状態を確認できる。また、緊急時にはスマートロードサイドアシスタンスやSOS緊急コールに繋ぐことが可能。
加えて、安全運転支援システムとして歩行者検知機能が付いた自動緊急ブレーキ(AEB)を標準装備し、車の周囲360度の映像をタッチスクリーンに表示して運転操作をサポートするサラウンド・カメラシステムを強化したフォワード・トラフィック・ディテクションや車線変更時の衝突回避をサポートするブラインド・スポット・アシストを新たに採用、安全性を高めた。
さらに2018年モデルでは、「XF」のラインアップに、ステーションワゴンの新型「XF SPORTBRAKE(スポーツブレイク)」が加わる。リアシートを折りたたむと最大1700リットル(通常時は565リットル)の大容量ラゲッジスペースに加え、エアスプリングに自動的に空気を送り込み、積載物の重量に合わせて調整を図ることでリアの車高を変えて車両を水平に保つ、セルフレベリング機能付リアエアサスペンション装備する。
また、室内空間を快適に保つイオン空気清浄機能、運転席から天井付近に軽く手を振るだけでパノラミックサンルーフの開閉が可能なジェスチャー・ルーフブラインドなど、最新のテクノロジーを多数採用し、優れた実用性と快適なドライビングを提供する。
XF SPORTBRAKE PRESTIGE、2リッター直列4気筒INGENIUMターボ・ガソリン8速AT車は、250ps/365Nmを発揮するエンジンを搭載し、756.0万円。XF SPORTBRAKE PRESTIGE、2リッター直列4気筒INGENIUMターボ・ディーゼル8速AT車は、180ps/430Nmを発揮し、722.0万円となる。(編集担当:吉田恒)