SUBARU、3列シートのミッドサイズSUV「ASCENT」、北米で来夏発売

2017年12月01日 06:18

Subaru_ASCENT

全長×全幅×全高4998×1930×1819mm、ホイールベース2890mmのSUBARU製ミッドサイズの新型SUV「ASCENT(アセント)」、2018年夏に北米で発売

 スバルは、米国ロサンゼルスモーターショーのプレビューイベントにおいて、北米市場専用新型車「ASCENT(アセント)」を世界初公開した。アセントは、やはり北米専用車だった「トライベッカ」の後継車に位置付けられる

 アセントは、スバルが北米市場での更なる成長を追求し、特にファミリーユーザーに向けて新規開発した3 列ミッドサイズSUVだ。スバル独自のデザインフィロソフィ「DYNAMIC×SOLID」を標榜した、3 列シートレイアウトのミッドサイズSUV として重視される機能性は当然確保しながら、存在感のある内外装デザインを構築したモデルだ。

 同社ラインアップで最大となるボディサイズ全長×全幅×全高4998×1930 ×1819mm、ホイールベース2890mmを活かし、7 名・8 名乗車いずれの仕様でもゆとりのある室内空間を実現した。家族全員が移動を愉しむことができるように、多彩なユーティリティを充実しつつ、SUBARU GLOBAL PLATFORM を採用することで得た高いボディ剛性によって、振動騒音を抑えた快適な移動空間としている。

 加えて、全車標準装備となる運転支援システム「アイサイト」、新開発2.4リッター 4 気筒水平対向直噴ターボエンジンをパワーユニットに採用、小排気量ながらも競合車の3.5リッターV型6気筒エンジンに匹敵する有効トルクを得て、スムーズな加速性能を実現した。パワーユニットの諸元は、最高出力260hp/5600rpm。最大トルク277lb-ft/2000-4800rpmだ。

 スバルのシンメトリカルAWD や、SUV らしい走破性を高めるX-MODE といった同社コアテクノロジーの採用で、家族とともに安心してどこまででも移動できる愉しさを提供でき、クルマとともに過ごすアクティブライフを満喫できるSUVとした。

 新型アセントは、ファミリー層のための全く新しいスバルのSUV。アセントは、米国生産拠点「SUBARU OF INDIANA AUTOMOTIVE INC.」で生産を実施し、2018 年初夏に販売を開始する予定だ。(編集担当:吉田恒)