「ポルシェ・カレラカップ・ジャパン」スカラシップのドライバーを募集

2017年12月03日 11:29

Porsche Scholarship

2017年の「PCCJスカラシップ」プログラム・ドライバーの上村優太選手がドライブした「ポルシェ911 GT3 Cup」

 ポルシェ・ジャパンとポルシェ・カレラカップ・ジャパン(PCCJ)委員会は、以下の案件を発表した。

 ポルシェ・ジャパンとPCCJは、将来性のある有望なレーシングドライバーの育成を目的として、ポルシェ・ジャパン所有の「911 GT3 Cup (Type991Ⅱ)」を使って、2018年のポルシェ・カレラカップ・ジャパンにフル参戦を望むスカラシップ・プログラムのドライバーを募集する。

 ポルシェ・カレラカップ・ジャパンは、「世界最速のワンメイクシリーズ」として知られ、現在日本国内で行われているワンメイクレースなかで、最も長い伝統があり、継続開催しているレースだ。

 ポルシェ・ジャパンでは、2009年から、スカラシップ・プログラムをスタートさせ、多くの優秀なドライバーを育ててきた。同シリーズは、2018年も引き続き「SUPER GT」や「F1日本GP」といった、ビッグイベントのサポートレースを中心に、全11戦開催する予定だ。

 2018年シーズンを終えて、最終的な総合的成績が選考基準に達した場合は、独ポルシェ・モータースポーツが主催するポルシェ・ワークスドライバーの養成プログラム、「ポルシェ・ジュニア」のオーディションに参加する権利が与えられる。

 本プログラムへの参加を希望するドライバーの条件は、以下のとおり。

・2018年4月1日時点の年齢が満25歳以下の方

・JAF国内A以上のライセンスを所持しているレース経験者

・PCCJ委員会が定める参戦費用を用意できる方

・日常英会話レベルの英会話スキルがあること。または本件ドライバーに選出され次第、英会話スキルをシーズン内に習得するための行動や学習を積極的に行なえる方

 本件に応募を希望する者は「ポルシェ・カレラカップ・ジャパン委員会」のHPにアクセスして、メールで応募すると、追って、本件オーディション用の参加申請書(PDF)を返信先アドレス宛に送信されるので、必要事項がすべて記入された参加申請書を、メールに記された住所へ2018年1月4日(木)必着にて郵送する必要がある。書類選考による1次選考通過者は、2018年1月下旬?2月上旬に予定する実走行試験で決定する。選出人数は若干名とされている。(編集担当:吉田恒)