日産スカイライン・セダン「350GT HYBRID Type SP」（FR）、価格は555万9840円
ここ20年ほど低調な販売台数となっているが、メディアがその情報を掲載すると注目度が高い国産車がある。日産スカイラインだ。歴代スカイラインは、高い動力性能や快適でシュアなハンドリング、高いドライバビリティを実現する時代の先進技術を搭載してきた、日産を代表するDセグメントのスポーツセダン＆クーペだ。
そのスカイライン・セダンが、2017年末に比較的大規模なマイナーチェンジを受けた。変更の主だった内容は内外装のデザイン変更である。
エクステリアデザインでは、フロントグリルを大型化して存在感を高め、「Type SP」系のグレードでは立体的な形状のバンパーの採用。従来型よりアグレッシブでスポーティな演出とした。また、「Type P」系グレードおよび「350GT ハイブリッド」「350GT FOUR ハイブリッド」「200GT-t」は、台形のロワグリルを備えた水平基調のバンパーデザインに変えた。
ほかにも、テールランプにクリアタイプのLEDコンビネーションランプを採用。足元もType SPに新デザインの切削光輝19インチアルミホイールを採用し、Type Pではクロームカラーコートの18インチアルミホイールを標準装備とした。ボディカラーは「インペリアルアンバー」ほか全9色の設定となった。
一方インテリアではステアリングホイールの形状を変更。太いステアリンググリップや小型のホーンパッド、マットクロームによる剛性感のあるスポークなどを採用した。シフトノブも、本革、マットクローム、ピアノブラックを組み合わせたデザインに変更。上質感を追求し、インストルメントパネルにはステッチを追加している。また、メーターまわりではアナログメーターのリング照明をグレーに変更し、センタークラスターに装備されたツインディスプレイと色調を統一。メーカーオプションで、「アンビエントライトシステム」を新たに用意した。
新しいスカイライン・セダンの価格は、2リッターターボエンジン搭載のFRモデルが416万4480円から471万3120円。3.5リッター＋モーターのハイブリッド車が、495万5040円から584万0640円。組み合わせるトランスミッションは、いずれも7速オートマティック。（編集担当：吉田恒）
