通常国会控え、12日に与野党国対委員長会談

2018年01月12日 06:21

 立憲民主党はじめ民進党、希望の党、日本共産党、自由党、社会民主党の6党の国対委員長が10日、会談し、今月召集される通常国会への対応を協議。その後、野党6党協議を踏まえ、立憲民主党の辻元清美国対委員長は自民党の森山裕国対委員長と会談。自民側から提案された今月22日の国会召集、12日に与野党国対委員長会談などを了承した。

 辻元国対委員長は記者団の取材に、野党6党の協議では普天間飛行場所属のヘリコプターが相次ぎ事故や緊急着陸をするなどしている事態を重く受け止め「野党6党として、できるだけ早急に沖縄に調査団を派遣することで合意した」とした。

 調査団は衆院安全保障委員会の委員らで構成するとし「自分の家の近所や子どもが通う学校にヘリコプターが不時着したり、物が落ちてきたりしたら抗議に行くのではないか。しっかり調査し、政府に対しても、どう対処していくのか説明を求めていかなければならない」と述べた。また、この問題では与党側に閉会中審査を開くよう求めていくとした。(編集担当:森高龍二)