文大統領と面会時に金委員長の親書を渡す可能性

2018年02月09日 06:29

 聯合ニュースは8日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が平昌冬季五輪に合わせて訪韓する北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の妹、金与正(キム・ヨジョン)氏ら北朝鮮高官級代表団と10日に面会し、昼食会を開くと伝えた。韓国の青瓦台(大統領府)が同日、発表したとしている。

 報道によると「代表団は金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長が団長を務め、団員には与正氏や崔輝(チェ・フィ)国家体育指導委員長、李善権(リ・ソングォン)祖国平和統一委員会委員長が含まれている」という。

 また、聯合ニュースは「文大統領との面会で、金委員長の親書を手渡す可能性がある」とも伝えている。

 また、聯合ニュースは在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の平昌五輪応援団の第1陣約100人が8日、ソウルの金浦空港に到着したと伝えた。朝鮮総連関係者が「北南(南北)当局の合意によって朝鮮総連応援団が韓国の地を踏むことになりうれしい」と感想を述べていることも伝えている。9日の開会式に出席するほか、南北合同チームの試合を応援する予定という。(編集担当:森高龍二)