日本時間の17日、カナダで開かれた北朝鮮関連会合で日本、韓国、米国、カナダなど20カ国の外相が参加し開かれた会合で「南北対話が持続的な緊張緩和につながるとの希望を持ち、対話の進展を支持する」との議長声明が発表された。
聯合ニュースが伝えたところによると「北朝鮮の核問題については、外交的解決が必須であり、実現可能との認識で一致した」としている。また「国連安全保障理事会決議を超える制裁や外交努力を検討することにも合意した」とした。
また「船舶間の違法な積み荷の移し替えを阻止する手段を含め、北朝鮮による海上の密輸に強力に対応する方針を確認した」ことも伝えている。
また、外務省によると会合を機に持たれた河野太郎外務大臣と康京和(カン・ギョンファ)韓国外交部長官との朝食会では「北朝鮮から非核化に向けた真剣な意思や具体的な行動を引き出すべく、圧力を最大限まで高めるべきことを改めて確認した」という。
また、康長官から平昌五輪開会式への安倍総理の訪韓招待があり、河野大臣が「国会日程などを踏まえて検討されることになる」と応じたとしている。(編集担当:森高龍二)