北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長と会談し、帰国した韓国の特使団について、韓国・文在寅(ムン・ジェイン)大統領は6日、「期待をはるかに超える成果をもたらしてくれた」と述べた。聯合ニュースが伝えた。
それによると「南北首脳会談を平壌(ピョンヤン)で18日から20日までの日程で開催することで合意した」という。
聯合ニュースは「文大統領は(今月の)南北首脳会談に対する期待感をもたらした。朝鮮半島の完全な非核化に向けた朝米(米朝)対話を促すのではないか、と高く評価した」と伝えた。
また、特使団首席を務めた鄭義溶(チョン・ウィヨン)青瓦台(大統領府)は6日午前の記者会見で「金委員長が5月に爆破作業を行った北朝鮮北東部・豊渓里(プンゲリ)の核実験場について『坑道の3分の2が完全に崩落し、核実験は永久に不可能だ』とし、『東倉里(トンチャンリ)のミサイルエンジン実験場も北朝鮮唯一の実験場で、(実験場の閉鎖は)長距離弾道ミサイル実験の完全な中止を意味する』と述べた」と伝えた。(編集担当:森高龍二)