米国しっかり見たい、格差の意見交換も 枝野氏

2018年09月12日 15:59

 立憲民主党の枝野幸男代表は11日、渡米した。渡米前、記者団の取材に応じ、最初の外遊先に米国を選んだことについて「日本にとって最も重要な2国間関係は日米関係と思う。トランプ政権のスタートからアメリカの社会、政治状況も大きく変化しているのではないか。アメリカの状況をしっかり見てきたい」と述べた。

 その中でも、日本以上に格差問題がある米国の状況を踏まえ「そうしたテーマについて関心をお持ちのシンクタンクや有力議員の皆さんと意見交換ができればと思っている。党に理解いただける友人も増やしたい」と語った。

 またジョージ・ワシントン大学での講演について「出来たばかりの政党なので、特に日米同盟、日米関係を重視しているという基本的立ち位置をしっかりとアメリカの日本に関心をお持ちの皆さんにお伝えしたい。そのうえで、我々が目指している日本の将来の姿というものを少しでもお伝えできればと思っている」とした。

 公文書館の視察については「アメリカの状況を学ばせていただければ様々学ぶことがある。自由と民主主義を標榜する国のシステムなので、先行事例は十分日本に取り入れられる」と公文書管理の在り方や公開の在り方を学ぶ狙いを語った。(編集担当:森高龍二)