総理が29日から来月4日まで外遊

2018年11月29日 06:08

 菅義偉官房長官は28日の記者会見で、安倍晋三総理が29日から12月4日まで、アルゼンチン・ブエノスアイレスで開催されるG20サミットに出席し、その後、ウルグアイ、パラグアイを訪問すると発表した。

 菅官房長官はサミットについて「来年の議長国たる我が国としては世界経済の成長に向け、サミット参加国が一致してメッセージを発出できるよう、議論を主導したいと考えている。またトランプ米国大統領、プーチン・ロシア大統領、習近平・中国国家主席を含む各国首脳と会談を行うほか日米印首脳会合を行う予定だ」とした。

 政府・与党は安倍総理の外遊日程に合わせ外国人労働者受け入れ拡大のための出入国管理法改正案を27日に衆院通過させ、28日夕には参院本会議で審議入りに踏み切った。12月10日までの会期内成立を目指す方針。野党は法案内容がスカスカで法務大臣に白紙委任するようなことはできないとして参院審議で法案のズサンさを浮き彫りにし、廃案に追い込む姿勢を強めている。(編集担当:森高龍二)