大学など来春卒業予定者の10月1日現在での就職内定率が27日、厚生労働省と文部科学省から発表された。大学卒業予定者の内定率は前年同期に比べ3.2ポイント改善し63.1%になっていた。
一方、短大卒業予定の女子学生では4.7ポイント改善していたものの27.4%と依然厳しい状況を示していた。
調査は国公市立大学62校、短大20校などを対象に実施した。その結果、大学では卒業予定者の76%が就職を希望。短期大学では83.7%が希望していた。
大学卒業予定者の就職内定率を地域別にみると、関東が67.2%、近畿が66.4%に対し、中国・四国は49.5%、九州は54.9%と地域で大きな開きが出ていた。(編集担当:森高龍二)