古河電工と江蘇亨通光電股?有限公司(以下、ヘントン社)は、中国西安市にある当社100%子会社の光ファイバ・ケーブル製造販売会社 古河電工(西安)光通信有限公司の同社持分のうち、49%をヘントン社が買取ることで合意。12月28日に持分譲渡契約、合弁契約書への調印式を行う。
同社は、昨年11月にヘントン社と同社100%子会社の米OFS社との間で光ファイバ母材製造工場を中国江蘇省呉江市に設立。今回、光ファイバ母材の合弁に加え、西安の光ファイバ・ケーブル事業も中国ケーブル大手のヘントン社との合弁事業として行うことにより、世界最大市場である中国における当社の光ファイバ・ケーブル事業の基盤固めをはかる。
今後も更なる拡大が期待される中国の光ファイバ・ケーブル市場において、ヘントン社の持つ幅広い顧客基盤やコスト競争力と、日本や欧米のFTTHマーケットで実績をもつ当社の高付加価値ファイバ・ケーブル技術との融合により、市場競争力を強化し、事業拡大を図るという。