アルピーヌ・ジャポンは、アルピーヌA110の限定車2機種を発売する。1台は、ブラックのボディカラーにブラックの内装を組み合わせ、スポーティなシルエットをいっそう精悍かつアグレッシブに際立たせたALPINE「A110ノワール」。もう一台は、深い海をイメージさせるブルーがスポーティでありながら気品あるフレンチ・エレガンスを感じさせるALPINE「A110ブルーアビス」で、このふたつの個性的なモデルを各30台限定で、全国14のアルピーヌ正規販売店で販売する。
アルピーヌA110は、本格的なミッドシップレイアウトの2座フレンチスポーツとして昨年輸入開始となったモデル。ボディサイズは全長×全幅×全高が4205×1800×1250㎜、ホイールベース2420mmと非常にコンパクトで、前後重量配分はフロント44%、リア56%と、ミッドシップスポーツとして完ぺきな配分だ。加えて低い重心高が、A110の運動性能を飛躍的に高めている。
限定車アルピーヌA110ノワールの装備は、専用ボディカラーとして黒い「ノワールプロフォンM」を採用、ブラックレザー仕様Sabelt製スポーツシートを装着。アルピーヌ A110ブルーアビスの装備は専用カラーの「ブルーアビスM」に塗られたボディにブラックの18インチアロイホイール“SERAC”装着する。
パワーユニットは、量産モデルと同じ、日産が開発した新しい1.8リッター4気筒直噴ターボエンジンで、アルピーヌによってエアインテーク、ターボチャージャー、エキゾーストシステム、エンジン制御系に手が入り、アルピーヌ専用仕様にチューンした。 アウトプットは、最高出力252ps(185kW)/6000rpmと最大トルク320Nm(32.6㎏.m)/2000rpmを発揮する。
アルピーヌA110 ノワールは6月6日から、いっぽうのアルピーヌA110ブルーアビスは8月下旬から購入の申込みを受け付け、申込み多数の場合は抽選による販売となる予定だ。価格は両モデル共に829.0万円。(編集担当:吉田恒)