二階氏の「まずまずで収まった」に批判続出

2019年10月15日 09:30

 自民党の二階俊博幹事長が信越、関東、東北などで大きな被害が出る中、党の緊急役員会で「まずまずで収まった」と発言した状況認識に批判の声が相次いでいる。

 発言報道にネット上では「命を落とした人達、家屋被害、何処をみて、まずまずなのか、呆れ返る次第」「日本がひっくり返るくらいの災害じゃなければ『まぁ、よし!』なのか」「東日本(大震災)の時の様に非難され、政権が変わる事態にならなければ、まずまずなのでしょう」「まずまずという言葉はあり得ない」「上から目線が口から出たか」などなど書き込み続々。

 二階幹事長は「日本がひっくり返されるような災害、そういうことに比べれば(まずまずで収まった)という意味だ」と弁解にならない弁解。一方「1人亡くなったって大変なことだ」とも語った。19号台風では50人以上が死亡、行方不明者も出ており、避難者は数万人に上っている。まずまずはあり得ない。

 立憲民主党の蓮舫副代表は「与党幹事長の発言は決して軽くない。この認識は、ない」とツイッターで発信。そのうえで台風による広大で甚大な被害が出ていることを踏まえ「参議院は明日(15日)から2日、予算委員会総括的質疑を予定(されていたが)。 私たちからは政府与党に委員会延期を申し入れた」と発信。

 日本共産党の小池晃書記局長も「これだけの大災害のもと、政府には災害対応に全力を集中することを求めていきたい。今は与野党の違いを超えて協力する時。政府は救命・救急活動、被災者の安全確保と復旧に全力をあげるべき」とした。

志位和夫委員長も「これだけの大災害を『まずまずで収まった』とは一体どういうことか」と強い疑問符をつけながら「政府・与党の責任を全力で果たしてほしい」と全力を挙げて被災者、被災地へ対応するよう要望した。(編集担当:森高龍二)