野党連携し戦ったことに大きな意義 玉木代表

2019年10月29日 07:31

 参議院埼玉県選出議員補欠選挙の投開票が27日行われ、立憲・国民の両党県連が支援する上田清司氏(71)=無所属、前埼玉県知事=がNHKから国民を守る党の党首立花孝志氏(52)を大差で破り初当選した。上田氏は106万5390票。立花氏は16万8289票。投票率は20.81%だった。自民党は独自候補の擁立を見送っていた。

 国民民主の玉木雄一郎代表は「知事4期16年の実績と経験を活かして国政と県政のかけ橋となるとの思いから出馬を決意され、地方重視の政治の実現、徹底した行財政改革、健康立国の実現などを掲げて選挙戦に挑まれた。勝利は上田候補の知事としての実績と国政にかける熱い思いが支持された結果」と祝福する談話を発表。

そのうえで「われわれは参議院通常選挙後初となる国政選挙で、野党が連携して選挙を戦ったことに大きな意義がある」と意義付け「次期衆議院選挙に向けてより一層の野党連携を構築し、政権交代に向けた選択肢を国民に示していく考え」とした。(編集担当:森高龍二)