2019年1月の米デトロイトショーでプロトタイプが展示、7月の英「Goodwood Festival of Speed 2019」でヒルクライム走行を披露したLC500コンバーチブル
LEXUSは、米国・ロサンゼルスにおいてフラッグシップクーペ「LC500」のコンバーチブルモデルを世界初公開した。なお、このLC500のコンバーチブルモデルは、2019年11月18日から12月1日に開催されている「2019年ロサンゼルスオートショー（2019 Los Angeles Auto Show）」にも出展されている。
Lexus LCは、ユーザーに驚きと感動を提供するラグジュアリーライフスタイルブランドとしての進化を目指すLEXUSが、その変革の象徴として生み出したフラッグシップクーペだ。運転する喜びを提供し、乗る人のライフスタイルをより豊かにするクルマ「すっきりと奥深い走り」をコンバーチブルボディでも追求。ボディ全体の構造やブレースの最適な配置・形状を徹底的に作りこみ、ドライバーの意図に忠実な運動性能を実現した。
ボディサイズは全長4760mm×全幅1920mm×全高1350mm、ホイールベース2870mm。
加えてLEXUSのDNAである優れた静粛性を追求し、V8エンジンが生み出す伸び感のあるリニアな加速や官能的なサウンドを提供する。さらに季節を問わずオープンドライブを楽しむため、風の流れをコントロールするウィンドディフレクターやネックヒーターを採用した。これらにより、快適な室内空間と心地よい刺激を両立した。
なお、LC500コンバーチブルモデルの日本での発売は、2020年夏頃を予定している。
今回発表したLC500のコンバーチブルモデルは、クーペモデルとともにLEXUSラインアップの頂点として、飽くなき美の追求と感性を刺激する唯一無二の体験の提供を目指したモデルだ。エクステリアでは、オープン時の開放的な造形を実現するとともに、クローズ時ではクーペモデルの持つ伸びやかなルーフラインを表現することで、それぞれの状態で美しいシルエットを追求している。インテリアではルーフを開けた際の車外からの見え方にこだわり、シート表皮やトノカバーなどもエクステリアの要素として捉え、細部まで作り込んだという。
LC500のコンバーチブルモデルのコンセプトは、2019年1月の米デトロイトショーで展示され、7月の英「Goodwood Festival of Speed 2019」において、独自のカモフラージュを施した状態でヒルクライム走行を披露した。今回の展示車は市販予定モデルとなる。（編集担当：吉田恒）
