日産、東京オートサロンで「GT-R 50th Anniversary」などを展示予定

2019年12月13日 06:46

Nissan Auto Salon

「NISSAN GT-R」2020年モデルのPremium editionをベースにした「GT-R 50th Anniversary」

 日産自動車と関連会社であるオーテックジャパン、および、ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル(NISMO)は、クルマのカスタマイズショーである2020年1月10日から幕張メッセで開幕の「東京オートサロン2020」の出展概要を発表した。

 今回のオートサロンでは、2019年9月に発売した新型「SKYLINE」のコンセプトモデルを始め、「NISSAN GT-R」と「FAIRLADY Z」50周年記念モデルや「NISSAN GT-R NISMO」2020年モデルとイタルデザインと共同開発した「Nissan GT-R50 by Italdesign」を展示する予定だ。また、NISMOロードカーやプレミアムスポーティーブランドである「AUTECH」のコンセプトカーなど幅広いラインナップとして、日産の新しいカスタマイズの世界を紹介する。

 さらに、SUPER GT500参戦車である「GT500 MOTUL AUTECH GT-R」とモータージャーナリストとして名高い国沢光宏氏がドライバーとして参戦した2019年全日本 JAPAN EV-GP(日本電気自動車レース協会主催)仕様の「NISSAN LEAF e+」の展示も実施する。

 主役となりそうな「GT-R 50th Anniversary」は、「NISSAN GT-R」2020年モデルのPremium editionをベースに、日本レースシーンで活躍したGT-Rレーシングのエクステリアをモチーフとした、2トーンカラーの外観色の組み合わせを象徴的に取り入れたモデルだ。特に、2020年モデルの新色として採用した「ワンガンブルー(4RPM)」は、高品質の専用ホワイトステッカーとの組み合わせで際立ったコントラストを演出し、往年の日産のレースチームカラーを再現した。リヤにGT-R 50th Anniversaryの文字をあしらったバッジとステッカーを配置。インテリアには上質なセミアニリンレザーを使用し、50周年記念にふさわしい高級感あふれるキャビンを実現した。センターコンソールやメーター内、またシートやキッキングプレートなどにも50周年を記念するロゴを配する。

 また、「Nissan GT-R50 by Italdesign」は、GT-R NISMOをベースに、日本のパフォーマンスとイタリアならではのクラフトマンシップの共存によって完成したモデルだ。本モデルのプロトタイプはGoodwood Festival of speedにてデビューしてから世界各国をまわり、多くのメディアでも取り上げられ、幅広い人々を魅了。世界50台限定の「Nissan GT-R50 by Italdesign」は、ユーザーだけのオンリーワン車両を作ることができ、納車は2020年に始まる予定だ。

 2019年9月にマイナーチェンジした新型「SKYLINE」。その「SKYLINE」に”R”を冠した400Rをよりレーシーに仕立てたコンセプトカーを展示する。

 エクステリアはスポーティな印象を与える新規フロント/リヤバンパーとリヤスポイラーをはじめ、20インチ鍛造ホイールを装備。ボディはホワイトシルバーとマットブラックをベースにフローセントグリーンのアクセントを配し、圧倒的なエンジン出力と極限まで追求した走りのポテンシャルを余すところなく表現した400Rの新しい形を提案する。

 今回も日産ブース内にグッズ販売のコーナーを設置し、「NISSAN」ブランド、「GT-R」などの車種ブランド、「NISMO」ブランドのウェアやグッズ、限定ミニカー等の販売を実施する予定。(編集担当:吉田恒)