衆院選で5議席・得票率3%以上目指す 社民

2020年02月26日 06:58

 社会民主党は党の定期全国大会で新党首に福島瑞穂参院議員、幹事長に吉田忠智参院議員を決め、次期「総選挙」では「5議席・得票率3%以上」の獲得を目指すとした大会宣言を採択した。4月末を目途に候補者の擁立を急ぐとしている。

 宣言では「桜を見る会の疑惑、カジノ疑獄、検察人事の私物化、新型コロナウイルス肺炎対策などを追及」していることを盛り込んだうえで「議会制民主主義の根幹を揺るがし、信頼の無い安倍政権には日本のかじとりを任せることは到底できない」としている。

 また「安倍政権は防衛予算を8年連続で増やし、沖縄県民の民意を無視し、辺野古新基地建設の強行をつづけ、自衛隊の中東派遣を強行した。安倍首相は『私自身の手で憲法改正を成し遂げたい』と述べ、明文改憲の実現を狙っている」と指摘。「憲法をないがしろにし、日本が『戦争できる国』へと進むことを断じて阻止しなければならない」との決意を示している。(編集担当:森高龍二)