国会で民主党政権悪夢言ってないと総理虚偽答弁

2020年03月27日 06:10

 「国会答弁で悪夢のような民主党と言って私が答えたことはない。正確な質疑をしたほうがいい」と安倍晋三総理が今月23日の参院予算委員会で芳賀(はが)道也議員(無所属)のに答弁したことに、社会民主党の福島みずほ党首は25日、昨年2月の衆院予算委員会でも安倍総理は『悪夢』と発言していると速記録を掲載して反証した。『正確な答弁をしたほうがいい』と安倍総理がいわれる立場になった。

 福島氏が示した国会質疑における速記録によると、安倍総理は衆院予算委員会での実質賃金をめぐる玉木雄一郎国民民主党代表の質問に「民主党政権時代は、まさに、これは悪魔だったんですよ、間違いなく」と答えるなど、昨年2月12日、18日、20日、26日のわずか4日の間に『悪夢』と7回発言していた。都合の悪いことは堂々と否定、あるいは忘れると批判されても仕方ない状況。総理の国会答弁には「虚偽」があったわけで、国会の場で「詫びと訂正」をすることが必要だ。

 芳賀氏は23日の質問で「都合が悪くなると首相は『悪夢の民主党(政権時代)』といって一切答えない。子どもの教育に悪い」として質問に誠実に答えるよう求めた。(編集担当:森高龍二)