日本共産党の志位和夫委員長は中国湖北省の武漢が今月8日に2か月半ぶりに新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のための「都市封鎖」を解除したことを受け、10日「中国当局は『抑え込み』を宣言。ならば求めたい。どういう対応をやってきたのか、その政治的・科学的情報の全貌を世界に公表し、世界と共有すべきだ」とツイッターで中国に全貌の公表を求めた。
志位氏は「中国の初動に重大な遅れがあり、背景に言論の自由の欠如があったことは明らかだが、それも含めて教訓を世界と共有し、協力すべきだ」と世界的な課題になっている「新型コロナウイルス感染症の抑え込み」の具体策を世界に情報提供するよう求めている。
NHKは中国メディアの情報として、8日の都市封鎖解除に伴い「この日(8日)1日だけで鉄道で5万5000人が武漢を離れるほか、1万1000人の乗客が武漢の空港を利用する見込みだという」と8日夜、報じた。(編集担当:森高龍二)