ここまで醜い内閣は憲政史上かつてない 小沢氏

2020年05月28日 05:45

 小沢一郎衆院議員は27日、ツイッター(事務所)で安倍内閣について「ここまで醜い内閣は、憲政史上いまだかつてない」と発信した。

 「憲法解釈も、法律解釈も、国の制度も、自分とお友達の利益や保身のためにポンポン変えていき、困ったらみんな官僚のせいにする。毎日嘘で塗り固めて、平然としている。異常という他ない。我々は、この内閣を心底恥じるべき」と内閣批判を強めている。

 東京高検の黒川弘務前検事長を国家公務員法の法解釈を変更し「黒川氏は、余人を持って代えがたい。公務の運営に著しい支障が生じる」と定年延長を閣議決定、実施して延長の正当性を主張してきた安倍晋三総理に対し、立憲民主党の石橋通宏参院議員は26日の参院厚労委員会で「黒川氏が辞職し、公務の運営に今、重大な支障が生じているのか、説明しないと、閣議決定は成り立たないのはないか」と質したが、「勤務延長に問題はなかった」などと答えるのみで、重大な支障についての説明ができなかった。

 石橋議員は説明ができないのであれば閣議決定の根拠を失うと指摘。閣議決定の撤回と混乱を招いた責任を総理がとるよう求めた。(編集担当:森高龍二)