トヨタ、カローラのラインアップに新たに加わるSUV「カローラ・クロス」発表

2020年07月12日 10:51

Toyota Corolla Cross

タイで世界初公開したCorollaシリーズに新たに加わったSUV「カローラ・クロス」

 トヨタはグローバルモデルのカローラシリーズに新しいコンパクトSUV「カローラ・クロス」を追加し、タイで世界初公開して販売を開始した。今後、順次、導入国を拡大するとしている。

 カローラシリーズは、1966年に日本で初代を発売して以降、世界150以上の国と地域で累計4800万台以上を販売してきたトヨタのグローバルベストセラーカーだ。カローラは、常にその時代のニーズ、地域のニーズに即して進化を遂げ、今回世界的に需要が高まっているSUVモデルが新たにシリーズに加わり、これまで以上に充実したラインアップとした。これにより、セダン、ハッチバック、ステーションワゴン、そしてSUVとライフスタイル・ライフステージに合わせて選択できるようになった。

 新型カローラ・クロスは、「COROLLA MEETS SUV」をキーワードに、期待を超える「車格感、力強さを感じさせる外観」+「ユーティリティ、使い勝手の良さ」の両立を目指して開発した新しいSUV。

 TNGAプラットフォーム(GA-C)を採用し、上質な走りと快適な乗り心地、静粛性を実現している。また、快適性能に加えて、広々としたキャビン、乗降性の良さ、あらゆるシーンで使用いただけるクラス・トップレベルのラゲージスペース、カローラシリーズから引き継いだ安全装備により、「快適・便利・安心」を追求したクルマに仕上がった。

 コンセプトはエクステリアデザインが表している。スペースと車格を感じる伸びやかなサイドビュー。そして堂々として力強い、フロント、リヤの構え。力強いFRフェンダーの造形で、アクティブな雰囲気を演出している。

 パワーユニットは1.8リッター4気筒ガソリンと1.8リッターエンジン+モーターのハイブリッドTHSⅡの2種。ボディ寸法は全長×全幅×全高4660×1825×1620mm、ホイールベースは2640mm。車重は軽く、ガソリン車が1325kg、ハイブリッド車でも1385kgだ。サスペンションは前ストラット、後トーションビームで、タイヤは17インチと18インチの2種となる。日本における発売時期、価格は未定。(編集担当:吉田恒)