「防衛大臣政務官に18日就任した松川るい氏が、今月4日、河野克俊前統合幕僚長との対談で、憲法前文の文言について『ばかじゃないの』と語っていた」エコノミックニュース報道に関し、どこでの対談で語っていたのか、との問いが電子版にあったため、再度、報じます。
発言は自民党SNS「CafeSta」9月4日配信「どうする日本の防衛」と題した対談での発言。高橋ひなこ自民党ネットメディア局次長が司会をつとめ、河野克俊前統合幕僚長をゲストに、松川るい参議院議員(当時、現・防衛政務官)が聞き手を務め、内容は松川氏と河野氏との対談になっていた。
この中で、松川氏は「(平和を愛する)諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した、ってバカじゃないのって話ですよ」と憲法前文の文言を軽視する発言をしていた。
憲法99条は「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ」と規定しており、憲法の精神、文言に対し尊重義務がある。また文言には一言一句、歴史的背景も踏まえた意味合いがある。(編集担当:森高龍二)