菅義偉総理は9日記者会見し、大統領選で第46代米大統領就任を確実にした民主党のジョー・バイデン氏と米国初の女性副大統領就任予定のカマラ・ハリス氏に対し「改めて、バイデン氏、ハリス氏に心よりお祝い申し上げたい」と述べるとともに「日米両国は自由、民主主義、この普遍的価値観を共有する同盟国であり、日米同盟を更に強固なものにするために、そして、インド太平洋地域の平和と繁栄を確保していくために、米国と共に取り組んでいきたいと思っている」と両氏を祝福するとともに、期待を語った。
菅総理はツイッターで祝意を示していたが、公式に祝意を表明した。そのうえで「バイデン氏との電話会談、訪米について現時点では何も決まっていないが、今後タイミングを見て調整していきたい」と日米首脳会談や訪米の考えを示した。
ジョー・バイデン氏はペンシルベニア州出身、オバマ政権の下で2009年から8年間、副大統領を務めた。1942年11月20日生まれ、77歳。来年1月20日に大統領就任予定。
カマラ・ハリス氏はカリフォルニア州出身、サンフランシスコ地方検事、カリフォルニア州司法長官を経て、2017年から合衆国上院議員。1964年10月20日生まれ、56歳。(編集担当:森高龍二)