加藤勝信官房長官は25日の記者会見で拡大を続ける新型コロナウイルス感染症がこれ以上拡大しないよう「静かな年末年始」を国民に呼びかけた。
加藤官房長官は「年末年始は通勤・通学が減少するなど、集中的に対策を講じやすい時期でもあるが、一方で、例年であれば帰省、忘年会、初詣、成人式など特別なイベントが集中し、普段会わない人と接触する機会が増える時期でもある」と述べ「新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためには、この特別な時期を乗り越えていくことが重要だ」と強調した。
そして加藤官房長官は「国民の皆さんには常日頃から新型コロナウイルス対策に御協力をいただいております。政府としても国民の皆様に静かな年末年始の徹底に御協力いただけるよう、情報発信の強化に取り組んでいることころであります」と述べた。
そして「内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室のホームページに『静かな年末年始』を過ごすためのポイントをまとめた特設ページを開設しました。官邸のホームページからも簡単にアクセスができるようになっております。内容も分かりやすいものとなっていると思いますので、是非、御覧いただきたい」とポイントを確認して静かな年末年始を過ごしてほしい、と協力を求めた。(編集担当:森高龍二)