2020年報道写真展を訪れて後の記者会見で菅義偉総理は新型コロナウイルス感染症問題発生前と感染拡大後の社会の大きな変化に「多くの皆さんが自由に活動できるような、そんな社会を一日も早く取り戻す。国民の命と暮らしを守るのが私の使命だと改めて再認識した」とコロナ収束への思いをにじませた。
菅総理は「展示写真をゆっくり見させていただいて、1年間いろんなことがあったんだなと。そういう中で、コロナ前とコロナ禍で大きく変わっているのを確認しながら、あのダイヤモンド・プリンセス号の写真、当時初めての対応、緊急事態宣言、全国的にはこれも初めてであったと思っている。こうした、目に見えないコロナと一日一日戦い抜いてきている、そういう思い」と語った。
菅総理は「この瞬間にも国民の命を守るために、医療現場の皆さんはコロナと向き合って、大変な御努力をされている。保健所の皆さんもそうです。介護の皆さんもそうです。国民の皆さんも我慢を強いられている。皆さんに感謝すると同時に、また御協力もしっかりお願いしたい」と感染拡大防止へ協力を求めた。
そのうえで「国民の皆さんの御協力をいただいて、何としても拡大を阻止し、このコロナ禍の前の写真のように、多くの皆さんが自由に活動できるような、そんな社会を一日も早く取り戻す。国民の命と暮らしを守るのが私の使命だと改めて再認識した」と述べた。(編集担当:森高龍二)