入院患者が持参した薬をどう扱っているか、メドピアが医師2480人から回答を得た結果、7%(161人)は使わないと回答した。
一方、46.5%(1150人)は薬剤師が対応し、医師が指示を出すこととしていた。医師や看護師で対応しているとの回答も31.4%(777人)と2番目に多かった。
調査は10月12日から18日までの間に実施された。持参薬を使用しない理由では「他院で処方された薬剤は重複や相互作用の問題で、入院時にはなるべく使用しないようにしている」(50代、小児科医)「二重服用にならないよう、すべて処方をし直している」(30代、小児科医)と特に注意が求められる小児だけに、重複による副作用を懸念してより安全策をとっていることが伺えた。(編集担当:福角忠夫)