東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の橋本聖子会長は東京都、国、IOC、ⅠPC代表との協議後、コメントを発表した。
コロナ対策では(1)安全安心な大会運営を最優先に、変異株への対応やワクチン等の課題についても引き続き緊密に連携していくことを確認した(2)観客の扱いについては3月中に判断する。橋本会長としては「聖火リレーがスタートする3月25日までに決めたい」としている。
また(3)会場における観客数の上限については国内のスポーツイベント等における上限規制に準じることを基本に、専門家による科学的知見等を総合的に勘案し、4月中に判断する、としている。
ジェンダー平等に関しては(1)オリンピック、パラリンピックの開催を通じ、ジェンダー平等、共生社会など「多様性と調和」の一層の具現化に取り組んでいくことについて確認した。(2)評議員会において新たに12名の女性理事の就任が決まった。(女性の割合は42%に)なった。(3)多様性と調和は東京2020大会ビジョンの柱の1つ。人々がお互いを認め合い、共生できる社会を大会のレガシーとすべく、関係者とともに努めていく、としている。(編集担当:森高龍二)