番組冒頭に謝罪・訂正なく、ひるおびに批判殺到

2021年09月13日 13:04

 TBS番組「ひるおび」(月曜から金曜午前10時25分)で八代英輝弁護士が日本共産党に対して10日の同テレビ番組で、立憲・共産・社民・れいわの4野党が総選挙に向け政策協定に合意したことに触れた際「日本共産党はまだ暴力的な革命というものを党の要綱として廃止していませんから。よくそんなところと組もうと思うなって話」とまったく事実と異なる発言をし、4党共通政策で他の3党や共産党を貶めた発言に関し、13日、番組冒頭で謝罪や訂正の発言がなかったことから、ネット上では「番組冒頭で謝罪しないなんてありえない」「しっかり訂正してほしい」「謝罪は冒頭に決まってるだろ!」と八代氏とTBSへの批判の声が相次いでいる。

 「ふだん、昼間はTVをつけないのだが、共産党への誹謗中傷を今日謝罪すると聞いたのでひるおびを見ている。本来、これだけのことに対しては冒頭に謝罪するべき。11時まで見て何もなかった!謝る気は全くないと思わざるをえない」「何で重大なデマを垂れながしておいて冒頭謝罪しないかね。TBS終わってるわ。もう知らん。たわけ者が!!」

 「八代がデマを言ってもその場でそれは違うってすかさず訂正してくれる人がいればよかったよね。そうじゃなく政権与党に忖度してるのばっかり出すから大問題。そして、#ひるおび、冒頭での謝罪はナシ。テレビは政府の広報マシーン、メディアは公平に報じろ」

 「早速、TBSに抗議メールを送った」「ひるおび、誠意の欠片もない模様。番組冒頭でデマの謝罪しないなら、『全編共産党スペシャル』ぐらいしないと、八代さんのデマは番組の総意と言ってるようなものですよね」などなど、批判であふれている。

 八代氏発言の「暴力的な革命というものを党の要綱として廃止していませんから」という、要綱(綱領)に該当するような記述はない。志位和夫委員長は「どんな場合でも、平和的・合法的に社会変革の事業を進めるということが、日本共産党の一貫した立場です」と抗議。「番組としての謝罪と訂正をきちんと行うこと」を求めている。番組最後にでも行うのか、注視されている。(編集担当:森高龍二)