立憲民主党の泉健太代表は岸田文雄総理の所信表明演説内容に関して6日、立憲が主張してきた「分厚い中間層、「ボトムアップ」「分配」との言葉が演説に盛り込まれたことについて「野党の役割はこういうところにもあるのかな」と述べたうえで「(首相がいう)新しい資本主義は本当に新しい資本主義なのか、成長と分配の好循環は本当に実現するものなのか。ひとつひとつ具体的に論戦していきたい」と語った。
またコロナ対策に関して、岸田総理が「抜本」ということばを繰り返していたことには「これまでの政府のコロナ対策に問題があったことの証明なのかな」と受け止めたとしたうえで「無料のPCR検査、ワクチン接種、入国規制等々、実際の具体的な今後の政府の施策を見ていきたい」と抜本的に改善された取り組みが行われるのかを見ていくとした。
今国会の会期が21日までの短期になっていることに関して「この限られた日数の中で最大限議論をしていきたい」と述べた。(編集担当:森高龍二)