岸田文雄総理は15日、ゼレンスキー・ウクライナ大統領と電話会談し、緊迫する情勢について意見を交わした.
岸田総理は「ウクライナの主権と領土の一体性について、一貫して支持しているということを改めて表明させていただき、両首脳との間で、外交努力を粘り強く行っていくことで、緊張緩和につなげていくということについて一致した」と語った。
また「ウクライナ情勢について、我が国としても重大な懸念を持って注視しており、G7を始めとする国際社会と連携しながら適切に対応していかなければならないと考えている」と記者団に語った。
またロシアがウクライナに軍事侵攻した際の制裁措置に関しては「制裁も含め、起こった状況に応じて、G7を始めとする国際社会と連携して適切に対応していきたい。いずれにせよ、我が国の国益をしっかり念頭に置きながら、国際社会との連携を考えていく、これが基本的なスタンスだと思っている」とした。(編集担当:森高龍二)