終戦記念日の8月15日に営まれる『全国戦没者追悼式』について、政府は開催場所、式次第、参列遺族、来賓の招待範囲は2020年と同様にする、と発表した。参列者数は最大1400人程度に収める。遺族は各都道府県20人とし、国費により参列する。
政府は感染防止の徹底に努めるとして、国歌斉唱は行わず、楽団による奏楽にする。また、会場での座席間隔は1メートルを確保。全参列者にマスクの着用、事前の検温、手指消毒の徹底をお願いする、としている。
政府は「全国戦没者追悼式の開催当日、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が実施されているような感染状況等である場合には、参列者数の更なる縮小等を行うことがある」としている。
2020年の追悼式では天皇皇后両陛下も臨席され、日本武道館で催された。この時は式典への参列者の範囲や人数を縮減したことに伴い、式典の様子を動画配信サービス(YouTube)により、配信しており、今回も同様な形になりそう。(編集担当:森高龍二)