岸田文雄総理は4日、バイデン米大統領と約25分にわたり電話会談したとして、記者団に「北朝鮮が5年ぶりに我が国上空を通過する弾道ミサイルを発射したことは我が国及び地域・国際社会の平和と安定に対する明白かつ重大な挑戦と思う。電話会談でバイデン大統領と認識を完全共有し、今回の(北朝鮮の)暴挙を強く非難した」と述べた。
岸田総理は「国連安保理決議に従った北朝鮮の完全な非核化に向け、安保理における更なる対応について日米、日米韓等で緊密に連携していくことを確認した」とした。
そのうえで「バイデン大統領に対し、我が国の防衛力の抜本的な強化に取組む決意を示し、日米同盟の抑止力と対処力を強化していくこと、日米韓協力を含む一連の取組みを促進していくことを確認した。今後とも日米で緊密に連携していくことを改めて確認」と日米・日米韓の連携強化を確認したことを強調した。(編集担当:森高龍二)