ダイドードリンコが第3四半期の累計販売速報を発表した。
これによると、累計実績で炭酸飲料は前期比83.4%、ミネラルウォーター類は前期比81.8%減と減少したものの、主力のコーヒー飲料は前期比100%、茶系飲料は104.2%と堅調に推移。結果、長引く不況と大震災による打撃は受けながらも、全体の第3四半期の累計販売実績は、前期比の2.7%の減少に留まっている。
同社は9月より、デミタスコーヒーシリーズをリニューアルし、篠原涼子を起用したコマーシャル等を各メディアを通じて積極的に実施。「ダイドーブレンドコーヒー」と共に、さらに認知度を高めている。また、10月21日付をもって、機構改革を実施。チャネル別の営業本部体制とすることにより、強みである自販機展開の強化拡充と流通事業の本格的拡大を図るとともに、マーケティング戦略機能のさらなる強化を図り、さらなる成長を目指す。