党支持広がらない要因に泉代表の発信力も

2023年01月20日 07:08

 立憲民主党の蓮舫参院議員が早稲田大学で17日夜講演した際、党の支持が参院選で広がらなかった要因について「泉代表の発信力がダメなのではないか。経験が浅く、知名度がない人をトップに立てると、まっとうな政策を言っても国民に届かない」と語ったことがNHKなどで報じられ、賛否両論、話題になっている。

 蓮舫氏は「我々には政策があるので、執行部は猛省をして、通常国会で国民に政策を届ける党でなければならない」と注文をつけたとも報じられた。

 発信力では泉氏に比べ、蓮舫氏は断トツだ。ツイッターのフォロワー数でも蓮舫氏は53万6000人。現に、こうした講演内容もマスコミに取り上げられ、発信力を示している。

 蓮舫氏はツイッターで17日「早稲田大学鵬志会の講演会でお話しする機会をいただきました。女性の政治参画を中心に私たちの経験も踏まえたトーク」と書き込み、そのうえで「昨夏の参院選惨敗理由を聴衆の方から問われ、代表の発信力や経験の無さと答えました。そこだけクローズアップしれるかもしれません」と投稿し、これがニュースになることを予測していた。

 泉健太氏のフォロワーは3万5000人。菅直人元総理8万6000人、枝野幸男前代表は18万3000人。この数字を泉氏自身がどう受け止めているのか気になるのだが、立憲民主党のフォロワー19万1000人よりも少ない状況には代表としての発信力に『?』がつくかもしれない。ちなみに国民民主党の玉木雄一郎代表のフォロワーは29万5000人だった。蓮舫氏を上回るのは高市早苗経済安全保障担当大臣の55万2000人だった。(編集担当:森高龍二)