林芳正外務大臣は17日、訪日中のアントニー・ブリンケン米国国務長官と会談。日米安全保障協力について1月の日米「2+2」の成果を踏まえた日米同盟の抑止力・対処力の一層の強化に向け協力することで一致した。またG7広島サミット成功に向け日米で緊密に連携していくことでも一致した。
また外務省はG7外相会合での議論を踏まえ、ウクライナ情勢、中国をめぐる諸課題への対応、拉致問題を含む北朝鮮への対応、いわゆるグローバル・サウスへの関与や支援の重要性についても率直に意見交換を行ったとしている。
またジェームス・クレバリー英国外務・英連邦・開発相との会談ではロシアによるウクライナ侵略への対応について、引き続きG7で結束し対応していくことで一致した。また外務省によると両大臣は安全保障分野での協力を深化させていくことでも一致し、日英部隊間協力円滑化協定(RAA)の早期発効を目指して引き続き緊密に連携していくことを確認した、としている。(編集担当:森高龍二)