藤村修官房長官は21日、「同日開かれた閣議で国家戦略会議開催が閣議決定された」と語るとともに、国家戦略会議の位置づけについて「国家の内外にわたる重要な政策を統括する司令塔」とし、あわせて「政策推進の原動力として、重要基本政策の取りまとめや中長期的な国家ビジョンの構想を行う」と説明した。
野田佳彦総理が議長を務め、副議長を藤村官房長官と古川元久国家戦略担当大臣が務める。国家戦略会議の初会合は10月中に開催したい意向。
藤村官房長官は国家戦略会議の発足に伴い「既存の会議体を見直した結果、18の会議体を廃止した」とした。また、官房長官として閣議で「今後、総理を長とする会議体の設置や開催については、真に必要と認められるものに限るものにすることを申し上げた」と語った。(編集担当:福角忠夫)