立憲民主党の泉健太代表は直近の記者会見で、次期衆院選で150議席を獲得できなければ代表を辞任する考えを明らかにした。
党のHPで「泉代表は次期衆院総選挙における獲得議席について『立憲民主党は政権を目指していく政党ですから150というのは当然、必達目標です』と述べ、150議席を獲得できなければ代表を辞任することを明かしました」と発表した。
泉氏はツイッターで「『150議席を達成せねば辞任』を明確にしました。でも『達成しなかったら辞任』という後ろ向きの思考ではない。生活の向上や平和を願うリベラルと中道の力が結集し、党に集う全議員が信頼を得られる努力を重ねよう!それによって150議席を上回る力があると信じている」と発信した。
泉氏は「新自由主義ではなく、リベラルと中道が主軸の米国民主党のような政党を目指す」とし「日本維新の会とは立ち位置の違いをはっきりさせて戦っていく」姿勢を鮮明にした。
泉氏は12日午後のオンラインでの全国幹事長選挙対策責任者会議で「戦う野党として、明確に自民党におかしいと声を上げていくのが、やはり立憲民主党です」とも述べ「総選挙に向けて立憲民主党の政策を訴え、支持を拡大していく取組みを強化していく」とした。候補擁立がどこまで進むか、地方での組織力と取組みの浸透加速が進むか注視される。(編集担当:森高龍二)