国家戦略会議の設置 21日に閣議決定

2011年10月18日 11:00

 政府は野田佳彦総理を議長とする「国家戦略会議」の設置を今週金曜日(21日)に閣議決定する。17日、野田総理と関係閣僚らの会合によって確認された。

 国家戦略会議は「国家内外にわたる重要政策の司令塔として、重要方針のとりまとめを行うとともに、中長期的な国家ビジョンをとりまとめる」(藤村修官房長官)役割を担う。

 藤村官房長官によると、メンバーは総理を議長として、官房長官、古川元久国家戦略担当大臣、川端達夫総務大臣、玄葉光一郎外務大臣、安住淳財務大臣、枝野幸男経済産業大臣のほか、民間議員数人が加わる。民間議員の人選については総理に一任されたという。

 藤村官房長官は18日の閣議後の記者会見で民間議員を発表できる予定とした。国家戦略会議の初会合は今月中に開かれる予定。
(編集担当:福角忠夫)