核兵器つくる技術持っておくべき 石破元防衛相

2017年11月07日 06:38

 石破茂元防衛大臣は5日の都内での講演で「私は核兵器を持つべきだという立場に立っていないが、核兵器をつくる技術は持っておくべきだ」とつくる技術は保有すべきと述べた。

 石破氏は「日本の場合は北朝鮮、中国、アメリカ、ロシア、周りが全部、核保有国」としたうえで「核についての知識があれば、いかに核から身を守るかという知識も生まれる」と安全保障上、技術は備えておくべきとの考えを示した。技術を持っていることが抑止力につながるとの考えもうかがえる。

 石破氏は今年3月のブログで「核兵器禁止に反対する人はほとんどいないでしょうし、私も『核のない世界』を願っている。悲惨極まる広島や長崎の原爆資料館や当時の記録映像を見れば、そう思わない人などいないはず。問題はそこに至るプロセスをどうするか、核兵器の持つ絶大な懲罰的・報復的抑止力に代わる実効性ある拒否的抑止力をどのように構築するか」と難題だが臨まなければならない問題であるとした。

 そのうえで「殉教的思想を持つテロ国家やテロリストに報復的抑止力は機能しない可能性が高い。実効性ある拒否的抑止力の構築はなおさら必要と言わねばなりません」と書き込んでいた。核兵器製造技術を持っていることは安全保障上、核抑止力につながるとの考えがうかがえる。

 石破氏は原発に関し「原発はいっぺんにゼロということにはならないし、今すぐゼロにするのは全く賛成していない」と語った。(編集担当:森高龍二)