盛山正仁文部科学大臣は26日の記者会見で、日本大学から追加提出された大学改善計画追加版(学校法人の管理運営に関する適切な対応及び報告(指導)に対する本法人の今後の対応及び方針(追加回答)について「日本大学においては何よりもスピード感をもって改善計画を確実に実行していただきたい」と求めた。
また「文科省としても日大の取組みが確実に実行されるよう、有識者の協力を得ながら引き続き指導・助言をしていく考えだ」と述べた。
盛山大臣は日本大学が示した(1)改善計画の進捗をモニタリングする日本大学改善改革会議の設置(2)理事長、学長、副理事長、常務理事、副学長の職務権限の明確化(3)理事長・学長のサポートスタッフの充実を来年3月までに理事会で決定する。今年度末までに「競技スポーツセンター」を設置するなどが明記されたことなどについて「改革に向けた計画が示されたものと承知している」と計画の早期実行を求めた。(編集担当:森高龍二)