盛山正仁文部科学大臣は13日の記者会見で旧統一教会(世界平和統一家庭連合)関係団体から選挙応援を受けていた疑惑について「わたしの方から選挙応援を依頼した事実はない」と改めて明確に否定した。
盛山大臣は「事務所以外のところで何が行われていたかを知りうる立場にはない」とした。
盛山大臣に関しては2021年の総選挙で旧統一教会関連団体の複数の信者が選挙応援をしたとの証言をする映像が放映されている。
また立憲民主党の西村智奈美代表代行が7日の衆院予算委員会で旧統一教会関連団体から盛山大臣に推薦状が渡された際の写真を示し「推薦確認書の件も記憶がないんでしょうか」と質した際には盛山大臣は「写真があるところをみると(推薦確認書に)サインしたのかもしれませんが、よく覚えておりません。十分に推薦確認書の内容を見ることなくサインしたのかもしれません」と答弁していた。
推薦確認書には憲法改正や安全保障体制を強化する、LGBT問題、同性婚合法化に関して慎重に扱う、国内外の共産主義勢力、文化共産主義勢力の攻勢を阻止するなどが記されていた。(編集担当:森高龍二)