岸田文雄総理は17日、迎賓館赤坂離宮で催した太平洋・島サミット(PALM10) 総理夫妻主催晩餐会への招待者送迎車紹介に「トヨタ」の社名を挙げてPRした。
あいさつの中で岸田総理は「PALM10の期間中、皆様方の移動の一部で御乗車いただいている車、これは1955年から続くトヨタのクラウンシリーズの中で、初めて水素燃料電池を搭載したモデルです」とアピールした。
そのうえで「日本は、このような再生可能エネルギーの活用を通じて、我々全員にとって喫緊の課題である気候変動問題によりよく対応するべく、引き続き貢献してまいります」と強調した。
外務省は晩餐会について「能登地方の被災地復興支援のため、能登牛、水産物、野菜、調味料に至る石川県産の旬の食材をふんだんに使った料理が提供されました。首脳夫妻控室において日本のあわ酒の魅力発信を行いました。晩餐会後半にはPALM10参加首脳夫妻に人と人との交流を体現した日本の『夏祭り』を体験いただき、石川県の和菓子職人による和菓子作成のデモンストレーションを行いました」としている。(編集担当:森高龍二)