外務省によると岸田総理からスウェーデンが加盟国として初参加する歴史的なNATO首脳会合における再会を喜ばしく思う、スウェーデンのNATO加盟により、NATOや米国を通じた両国間の協力の機会が拡大した旨が述べられたという
訪米中の岸田文雄総理は日本時間の11日、ウルフ・クリステション・スウェーデン王国首相と会談。外交では両首脳がロシアによるウクライナ侵略への対応、北朝鮮への対応を始めとする東アジア情勢についても意見交換を行い、緊密に連携していくことで一致した。
外務省によると岸田総理からスウェーデンが加盟国として初参加する歴史的なNATO首脳会合における再会を喜ばしく思う、スウェーデンのNATO加盟により、NATOや米国を通じた両国間の協力の機会が拡大した旨が述べられたという。
またロシアによるウクライナ侵略への対応や法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向け、協力・連携を一層深めたい旨を伝えると、クリステション首相から、安全保障を含むあらゆる分野において引き続き日本と協力を進めていきたい旨の発言があったとしている。
両国の経済関係では共に高い技術力を有し、GX、水素、デジタル、ライフサイエンス分野で企業間の協力が進んでいることを確認した。また政治・安全保障に加え、経済、科学技術、学術協力の分野でも二国間協力を一層強化していくことで一致した、と成果を強調した。(編集担当:森高龍二)