ホンダ、ジェノバ国際ボートショーで新型4ストローク船外機を発表

2011年10月04日 11:00

 Hondaの英国現地法人であるホンダモーターヨーロッパ・リミテッドは、クラストップの低燃費と高い動力性能を両立した4ストローク船外機「BF250(250馬力)」を、2012年初頭より欧州で販売する。

 新型4ストローク船外機「BF250」は、「BF225(225馬力)」をベースに、新設計の3.6L V6エンジンと、船外機としては世界初の技術となるダイレクト吸気システムを組み合わせることで高出力化を達成するとともに、中・大型船外機で好評の「BLAST」の採用により、中低速域における優れた加速性能を実現している。

 また、「BLAST」による優れた動力性能に加え、O2センサーを搭載した「電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)」の採用により、クルージング時におけるリーンバーン(希薄燃焼)制御を可能とし、クラストップの低燃費を実現。デザインは、船舶への搭載性に優れたスリムでコンパクトな独自の船外機デザインである「ウイングフォルム」を採用するとともに、Honda船外機シリーズのフラッグシップモデルを象徴する「パワーインテーク(Power Intake)」に仕上げている。さらに、カラーリングは澄んだ水をイメージ、Honda船外機の高い環境適合性を表現した新色の「アクアマリンシルバーメタリック」としている。