11月に入り、日ごとに寒さが増してきた。風邪やインフルエンザに罹患する人も増えており、厚生労働省の発表によると、今年は例年よりも一カ月ほど早く季節性インフルエンザが全国で流行期に入ったという。インフルエンザは発熱や頭痛、のどの痛みなどが主な症状として挙げられるが、今年は高熱が出ない軽症の患者も多い傾向がみられるようで、無自覚のまま学校や会社に出勤することで流行の拡大を招いてしまうケースも多いようだ。
新型コロナウイルスのパンデミック以降、手洗いやうがい、マスクの着用などの感染対策が日常生活の一部になったという人は多いと思うが、それでもやはり、コロナ禍といわれたあの時期に比べると、どうしても気が緩んでいるのではないだろうか。これから本格的なシーズン到来を前に、もう一度、対策を見直してほしいものだ。
風邪やインフルエンザ、また未だに流行しているコロナウイルスなどから身を守るためには、外からのウイルス侵入を防ぐことはもちろん、菌やウイルスなどに強い身体づくりが何よりも大切だ。適度な運動習慣や充分な睡眠、栄養バランスの取れた食事などで免疫を高めることで、病気への感染や重症化のリスクはかなり低減することがで日常の飲み物などに気を付けてみるのもいいだろう。
例えば、美味しくて健康維持にもなる飲料として人気なのが「はちみつ」と「紅茶」だ。蜂蜜は健康や美容効果の高い食品としてあまりにも有名だが、単体ではなかなか摂取しにくい。しかし、紅茶に加えたり、ティーバッグにお湯を注ぐだけなら手軽にとることができる。何よりも、蜂蜜の自然な甘みと香りは紅茶によく合うのだ。また、蜂蜜の主成分であるブドウ糖や果糖は胃に優しく、すぐ体に吸収され、疲労回復に即効性がある。身体も芯からぽかぽかと温まり、これからの季節にはぴったりだ。
そんな中「はちみつ紅茶」が数年前からちょっとしたブームになっており、様々なメーカーからも発売されている。しかし、味や香り、値段もまちまちなので、どれを選べばいいのか迷うという人も多いのではないだろうか。
選択の目安として着目してほしいのは、紅茶葉と蜂蜜の品質だ。毎日愛飲するものだからこそ、一番に気を遣ってほしい。
例えば、おそらく日本で一番の「蜂蜜の専門家」といえるだろう山田養蜂場が11月1日に発売した「HONEY LOVE はちみつ紅茶」は、人工甘味料や人工香料などを一切使用せず、天然由来成分にこだわった、はちみつ紅茶として人気だ。茶葉には、世界三大銘茶のひとつであるスリランカ産の有機茶葉「ウバ」を使用し、同じく有機認証を得ているルーマニア産「アカシア蜂蜜」を茶葉にスプレーで吹きかけて、均一に混ぜ込んでいる。人工の香料など使わなくても、芳醇な蜂蜜の香りが際立ち、紅茶を口に含んだ瞬間、蜂蜜のやわらかな甘みと香りで、心と身体を幸せで満たしてくれる逸品だ。
はちみつ紅茶だけでなく、生姜湯や甘酒などもこの季節にはおすすめだ。いつも日常的に飲んでいるホットコーヒーや紅茶の一杯をこれらに変えるだけでも、冷えた身体がいつもよりも少し暖かくなり、健康維持にも役立つはず。ぜひ、試してみてほしい。(編集担当:藤原伊織)